レンタルサーバーについて

レンタルサーバーは、ホームページを公開するスペースを貸し出すサービスです。最近では、ハードディスク容量の増大に伴って一昔前で考えられないくらい 大容量かつ低価格でサービスを提供している業者も登場しています。

レンタルサーバーにも種類があり、ホームページで実現したサービス内容で選択するべきものが異なります。
具体的な種類として以下のようなものがあります。

種類セキュリティ対策管理者権限(root権限)用途
個人向けサーバー
共用サーバー

レンタルサーバー会社が実施

なし

個人向けサーバーは、共用サーバーとも呼ばれています。複数のユーザーがサーバー資源(CPU・メモリ・容量・回線)を共有し合って使用します。共有しているので低価格が実現できます。サーバーの管理は業者が行うので手軽にできるのが特徴です。

ただし、1台のサーバーで数百人が共有している場合(プランによって異なる)もあるので他のユーザーの影響を受けます。アクセス数の多いホームページを運用する場合は、専用サーバーを検討するべきです。

専用サーバー

利用者が実施

あり

専用サーバーは、サーバー1台丸ごとレンタルできるサービスです。サーバーの管理を自分で行わなければなりませんが、自分用に好きにカスタマイズできます。PHP,MySQL,Apacheなど好きなバージョンをインストールすることできるので、複数台のサーバーを同じ環境にすることもできます。移行などの作業が楽になります。

共用サーバーに比べ、初期費用・月額費用が高額になっております。また回線速度がオプションで選べる場合もあります。

マネージドサーバー

レンタルサーバー会社が実施

なし

マネージドサーバーは、煩わしいサーバー管理を業者に任せた専用サーバーです。共用サーバーの1台丸ごとレンタルバージョンといったところです。サーバー管理を業者に任せるので、自由度はなくなりますが、他のユーザーの影響を受けず手軽にホームページの運用ができるのが特徴です。

仮想(VPS)サーバー

利用者が実施

あり

仮想(VPS)サーバーは、1台のサーバーに複数のサーバー環境が構築できるようにしたもので、共用サーバーでありながら専用サーバーのように自分で環境をカスタマイズできます。専用サーバーと同様に自分で管理を行う必要があります。専用サーバーのテスト運用を行うとか、負荷分散で複数サーバーを立ち上げたいときなどに使うといいと思います。

ハウジングサービス

利用者が実施

あり

ハウジングサービスは、業者のデータセンター内の一部をサーバー設置スペースとして提供するサービスです。サーバー自体は自分のものを持ち込みます。サーバーを運営するためには、安定した電源・回線の確保は欠かせません。また、サーバーの盗難やパスワード漏洩などセキュリティの面も考慮しなければなりません。そこでハウジングサービスを利用すれば、電源・回線・建物に対するセキュリティが提供されるのでサーバーの運営の手間が省けます。

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